HbA1Cの値12から6後半まで下げた食事制限と治療内容。【体験談】

今71歳になる実家の父親が、肺炎で入院したのは65歳のときでした。
それまで毎日の晩酌、好きなものを好きなだけ食べての肥満体系、その上でヘビースモーカーと体調は崩しがちで、糖尿病であることは診断されていました。
ただ、昔ながらの医院に薬だけをもらいにいく生活を何年もしていて、その薬もろくに飲んでおらず、採血はたまにしていても、結果を見るのは本人だけという状況で、その時入院するまで詳しい病状は家族に知らせていませんでした。
そしてその入院時、肺炎もひどかったですが、HbA1Cの値がなんと12近く、空腹時血糖が450あったのです。
私は医療従事者ですので、ひっくり返るほどびっくりしてしまいましたが、当の本人はもともと何か言われていたのか全く驚いていませんでした。
当たり前ですが、入院中はインシュリン注射をしていました。一番初めは一日三回打っていました。
肺炎で入院したはずが糖尿病のほうに重きを置かれ、生活指導を受け、内服薬も変更に。
退院してからは、今までの医院から糖尿病専門医のいるクリニックに変えました。
退院時は少し落ち着いており、インシュリンはまぬがれましたが、まだHbA1Cは二桁ありました。
まず病識のない本人、食事を作る母親に懇々と糖尿病の怖さを説明、食事や運動についても事細かに指導しました。
指導しましたが、結論から言いますと全く効き目はありませんでした。
相変わらず好きなものを食べ、大事な食前薬は軒並み飲み忘れている状態。
このころは一人で通院していたので、病院で何をいわれていたかは知らないですが、糖尿病をなめていたのは確かです。
数値がたいして改善しないまま二年がたち、今度は心筋梗塞で倒れました。
もう、長年の糖尿病で血管はぼろぼろになっていたのです。
そのときはかなり危ない状態でした。HbA1Cはまだ二桁、体調の悪さもあってか空腹時血糖も300台。
大病院だったこともあり、かなり脅されましたし、私自身もこれではいけないと思い、介護保険を申請。
しかるべき結果が出たので、好き放題食べていたお昼ご飯を作ってもらうためにヘルパーを、運動不足のためにリハビリデイサービスを、薬が全然飲めていなかったので薬剤師の訪問を利用することにしました。
とにかく大変だったのは、糖尿病の怖さを全く理解しない本人と妻に、合併症の怖さなどを理解してもらうことでした。
あれから数年たち、実は間に脳梗塞も起こしているのですが(糖尿病で脳の血管もものすごく細くなっています)、いまだにその点には苦労しています。
ただし、かかわる人が専門職に変わり、口をそろえて糖尿病の怖さを説明し、改善に向けて努力してくれることで、状況はだんだん良くはなって来ました。
とくにヘルパーさんは、味付けが濃いのが好きで大食感の父親に、それでも満足できるようにたくさん野菜を使った料理を作ってくれて、父もとても楽しみにするようになりました。
リハビリデイも、年寄りくさくなくジムのように運動ができて、なおかつ健康指導を良くしてくれました。薬剤師さんの介入で飲み残しも減りました。
ここ一年ほどはHbA1Cは6後半をキープし、空腹時血糖も120前後です。
父親は放置が長すぎて、心臓も悪くなりましたし脳梗塞もまた再発するだろうといわれています。
そのたびに原因は糖尿病といわれると、放置していた私自身もものすごく後悔しますが、少なくとも今は元気にしているので、このままの状況を続けていけたらなと思います。
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