糖尿病発症から十年以上経って脳梗塞になった祖母。【体験談】

糖尿病 ブログ

私の祖母が、糖尿病でした。

祖母は喉の渇きを訴えており、よく水分を摂るようになるなどの明らかな異変は起こっていましたが、若年性認知症を発症した祖父の介護などに追われる日々が続き、自分自身のことまで気が回らなかったようです。

もともと祖母は甘いものが大好きでしたが、介護のストレスなのかさらに甘いものを口にすることが増えていました。
そんな生活が数年続いた頃、祖父が肺炎で他界。

悲しみに襲われつつ、介護から解放されようやく祖母はゆっくりできるようになりましたが、同時に倦怠感も訴えるようになりました。
私たち家族は、祖父を失ったショックが原因ではないかと、あまり気にしていませんでした。

そのうち良くなるだろうと思っていましたが、倦怠感は良くなるどころか、むしろ悪化していったのです。

やはり何かおかしいと感じるようになり、そこでようやく病院を受診。

血液検査をしたところ血糖値が高いことが分かり、糖尿病と診断されました。

祖母の場合は、その時点ですでに症状は進行した状態だったので、食事制限だけでなく薬の服用、さらに自宅でのインスリン注射も必要とのこと。
食べることが大好きな祖母だったので、好きなものを自由に食べることができない食事制限は、特にストレスになったようです。

1日1500カロリー前後の食事を意識するように医師から言われたようで、白米にお味噌汁、焼き魚、ちょっとしたフルーツなど食事メニューは質素なものになりました。

運動もするようになり、1時間前後のウォーキングも日課として取り入れるようになりました。
インスリン注射は、朝昼晩の食前に3回、さらに就寝前にも打つようになっていましたが、慣れない頃は注射を忘れることもあったようです。

また、注射を打つのも始めは手馴れない手つきで、見ているほうもヒヤヒヤしてしまいました。

治療を始めてからは倦怠感などは薄れてきましたが、低血糖に襲われることもしばしば。

冷や汗をかき顔色も悪くなり、とても具合いが悪そうでした。

何度か低血糖を経験するうちに低血糖の前兆が分かるようになったようで、気配を感じたら血糖値を上げるために急いでブドウ糖を口に入れていました。

ただ、毎回そのように対処できればいいのですが、対処できずに低血糖が起こり、気を失ったことも数回。その度に救急車で運ばれました。

糖尿病を発症してから十年以上が経過した頃、祖母が突然左足のしびれを訴えはじめました。

今までなかった症状だったので、病院で診てもらうことに。
結果は初期の脳梗塞でした。

祖母の糖尿病は重症だったため、このような合併症も起こりやすい状態だったようです。

それからは糖尿病の治療だけでなく、脳梗塞の治療も始まりました。
脳梗塞でできた血栓は薬で対処できる程度だったので、手術などは必要ありませんでしたが、リハビリを余儀なくされました。

すでに高齢だったこともあり、リハビリは半年以上かかり、自宅もバリアフリーに改装。

合併症が起こると、今まで以上の苦労が一気に押し寄せるのが、糖尿病の怖さだと思います。

自宅に戻ってからの祖母は、歩ける状態にはなっていたものの、以前のように歩くことは難しく体力も落ちていたため、ウォーキングには行くことができませんでした。

ですが糖尿病のためには、運動をすることも必要不可欠。

少しでも体を動かすことを意識し、自宅の敷地内やその周辺を歩くことを心がけていました。
祖母の体調が戻るまでは母が同居していましたが、祖母がもう手助けはいらないと言い張ることもあり、再び別々に暮らすことに。

やはり低血糖に襲われる日もあったので、祖母の無事を確認するために1日数回は電話をすることもありました。
もちろん、糖尿病で一番辛いのは本人だと思いますが、支える家族もそれなりの覚悟が必要になってきます。

皆でサポートし合いながら、病気と付き合っていくことが大事だと感じました。

糖尿病の合併症対策のカギは「免疫力UP=ブロリコ!」(PR)

糖尿病になって最も怖いのは糖尿病性神経障害や糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症などの合併症です。 それらの合併症を防ぐために最も重要なのが「人間の持っている免疫力を向上させる」事と言えます。 そして免疫力を向上させる成分として注目されているのがブロッコリーから抽出された成分「ブロリコ」です。 アガリクス(β-グルカン)の約50倍、プロポリスの1000倍以上の免疫力向上パワーを持っているとされています。

ブロリコに関する詳しい資料のご請求はこちらから

関連記事

糖尿病 合併症
糖尿病 食材 一覧
糖尿病 飲料 お茶
糖尿病 初期症状 自覚症状糖尿病 芸能人 有名人
糖尿病 体験談

ピックアップ記事

  1. 糖尿病 1型糖尿病 子供
    普通の食生活でしたが、幼稚園の時に1型糖尿病と診断されました。 糖尿病だと明らかになったのは私…
  2. 清原 糖尿病 重症
    実は非常に多い糖尿病の芸能人・有名人 予備群の方を合わせると日本国内に約2000万人存在する糖…
  3. 糖尿病 治療法
    インスリン注射によって生理的なインスリン分泌を補う必要があります 1型糖尿病とは、インスリンを…
  4. 糖尿病 体験記
    ある朝起床すると左半身にしびれが。食生活の乱れで糖尿病に。 私が糖尿病になったきっかけは、主食…
  5. 1型糖尿病とは?
    1型糖尿病とは、膵臓のβ細胞の破壊によるインスリンの欠乏を原因とする糖尿病となっています。 以…
  6. 2型糖尿病 症状
    インスリン抵抗性、相対的インスリン不足が特徴の2型糖尿病とは? 2型糖尿病とは、長期的代謝異常…
  7. 糖尿病 体験談
    「頼む・・救急車を呼んでくれないか?・・」という父 私は以前千葉県で暮らしていたのですが、福島…
  8. 糖尿病とは?
    国内の患者数は約950万人。そんな糖尿病とは? 糖尿病とは、ヘモグロビンA1c値や血糖値が一定…

スーパー食材【ゴーヤ】の魅力

  1. ゴーヤ ダイエット
    ゴーヤーはダイエットに良い成分が豊富に含まれている優秀な食材 ゴーヤーは、ウリ科ツルレイシ属に…
  2. ゴーヤ 苦い
    ゴーヤー(苦瓜)は、その名の通り強い苦みが特徴的な野菜です。 この苦味は、動物たちに食べられな…
  3. ゴーヤー
    栄養価の高さと味の良さで沖縄で愛され続けてきたゴーヤー ゴーヤーは、ウリ科ツルレイシ属の植物で…
  4. ゴーヤミン 効果 効能 口コミ 評判
    ゴーヤの苦味成分には血糖値を下げる効果があります。 血糖値を下げる効果のある食べ物はいくつかあ…

糖尿病対策&糖質制限におすすめ食材

  1. 玉ねぎ 糖尿病 糖質制限
    糖尿病の予防・改善に効果的である玉ねぎ 玉ねぎは、球根の部分が野菜として食用とされており、園芸…
  2. わかめ 糖質制限 糖尿病
    血糖値の抑制作用が期待できるわかめで糖質制限! わかめは一年生の海藻で、コンブ目チガイソ科ワカ…
  3. ゴーヤ 糖尿病 糖質制限
    中性脂肪や総コレステロールを下げる働きがあるゴーヤの効果 ゴーヤは、正式名称をツルレイシといい…
  4. 蕎麦 糖尿病 糖質制限
    蕎麦は低GI食品であり、糖質を分解する時に使用するインスリンの量が低い 蕎麦とは、日本の麺類で…
  5. 胡麻 糖尿病 糖質制限
    コレステロール値や血圧値を改善する胡麻 胡麻はゴマ科ゴマ属の一年草で、主に種子が食材、食用油な…
にほんブログ村 病気ブログ 2型糖尿病へ
ページ上部へ戻る
pocket line hatebu image gallery audio video category tag chat quote googleplus facebook instagram twitter rss search envelope heart star user close search-plus home clock update edit share-square chevron-left chevron-right leaf exclamation-triangle calendar comment thumb-tack link navicon aside angle-double-up angle-double-down angle-up angle-down star-half status