エパデールTとは?効果・効能は?副作用はある?【糖尿病の市販薬】
中性脂肪値の改善を目的とするエパデールTの口コミ・評判は?
糖尿病はインスリンの分泌不足や作用不足により、血糖値のコントロールができない状態であり、慢性の高血糖を示す疾患です。
糖尿病は一部を除き、多くの場合において生活習慣が原因となっており、動脈硬化の原因として有名な中性脂肪は糖尿病の原因にもなりえます。
今回は中性脂肪値の改善を目的とするエパデールTについて解説していきます。
そもそも中性脂肪って?
中性脂肪という言葉はおそらくどこかで耳にしたことがあると思います。
脂肪という単語から何となく体に悪そうな印象を持っている方もいるかもしれませんが、実は中性脂肪は体のエネルギー源となるものであり、生きる上で必要不可欠なものです。
主に食事から摂取された脂質は消化器官を経て体内の血液中に吸収され、エネルギーとして使用されるのですが、その際にあまったエネルギーを中性脂肪、いわゆる贅肉や皮下脂肪として蓄えます。
飢餓状態・エネルギー不足になるとこの中性脂肪を消費してエネルギーを賄うことになるので中性脂肪を一概に悪いものということはできませんが、やはり過剰な中性脂肪の蓄積(肥満状態)は健康に害を及ぼします。
中性脂肪の過剰蓄積は動脈硬化や脂質異常症の原因となるので注意が必要です。
エパデールTとは
エパデールTは中性脂肪血の改善を目的として使用されるOTC医薬品になります。
OTC医薬品とは薬局やドラックストアなどで販売している医薬品であり、医師の処方を経ずに購入することのできる医薬品のことです。
これに対し医師が処方する医薬品のことを医療用医薬品といいます。
エパデールTは中性脂肪値が健康診断などで境界領域、つまり正常値より少し高めの値(150mg/dL以上300mg/dL未満)と指摘された方を対象としており、主にEPAの作用により中性脂肪値を改善します。
中性脂肪は人に必要なものではありますが、過剰な蓄積は動脈硬化につながり、糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞などを生じます。
中性脂肪値を正常域に保つことは糖尿病に限らず、多くの疾患に対する予防につながります。
・EPAとは
EPA(エイコペンタエン酸もしくはイコサペント酸)はn-3系の多価不飽和脂肪酸であり、体内で十分な量を合成することのできない必須脂肪酸になります。
サバ、サンマ、イワシなどに代表される青魚やマグロ、トロに多く含まれています。
EPAは主に以下の3つの作用で中性脂肪を下げる効果を示します。
- LPL(脂肪分解酵素)の活性化によって血中における中性脂肪の代謝を促進する
- 肝臓での余分な中性脂肪の合成を抑制する
- 腸管からリンパ液中への中性脂肪の分泌を抑制することで、結果として血中の中性脂肪を減少する
中性脂肪値の改善以外にもEPAは血液をサラサラにしたり、抗炎症作用や抗アレルギー作用をしめしたりと多くの体に良い作用をもちます。
またEPAを摂取したからといって中性脂肪値を必要以上に減少させてしまうということはなく、あくまで高めの中性脂肪値を改善するだけにとどまります。
エパデールTの副作用や注意点
発疹やかゆみ、吐き気、頭痛、貧血症状、皮下出血、動悸、発熱、関節痛などがあらわれた時はエパデールTの副作用である可能性があるのでこれらの症状が生じた場合はすぐに服用をやめ、近くの医療機関に相談に行きましょう。
さらに重篤な副作用として肝機能障害を生じることがあるので注意してください。
エパーテルTは中性脂肪値の改善を目的とする医薬品ですが、大切なのは薬の服用だけでなく生活習慣の改善を継続して行うことです。
特に糖分や脂肪分の摂取のし過ぎには注意し、定期的な運動(週4回以上が望ましい)や禁煙、節酒に努めましょう。
また長期で服用(3か月~6カ月以上)しているのにもかかわらず、症状の改善が見られない場合は服用を中止し医療機関に相談に行きましょう。
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