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わかめの効果・効能は?【糖尿病におすすめの食材】
血糖値の抑制作用が期待できるわかめで糖質制限!
わかめは一年生の海藻で、コンブ目チガイソ科ワカメ属に属しています。
わかめは低潮線より深い岩の上に生育し、その生育季節はだいたい冬から夏にかけてといわれています。
成熟したわかめの全長は約40cm~2mほどとなり、成熟するとその茎に「めかぶ」と呼ばれるひだ状の胞子葉をつけます。
わかめは、波の荒いところで生育したものほど美味であるといわれており、現在では一年中乾燥わかめが市場に出回っていますが、生のわかめは春が旬だとされています。
ビタミン、ミネラル等の栄養が豊富なワカメ
わかめの成分としては、
- ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンK
- ビタミンA(βカロテン)
- ナトリウム
- カリウム
- マグネシウム
- カルシウム
- マンガン
- リン
- 鉄
- 亜鉛
- 銅
- セレン
- モリブデン
- クロム
- ヨウ素
- 食物繊維
といった成分が含まれています。
その中でもわかめには、ヨウ素、カリウム、食物繊維が豊富に含まれており、特にヨウ素の含有量は、全食品の中でもトップクラスで、100g当たり約1600μgが生のわかめに含まれています。
ヨウ素には、高血圧・動脈硬化の予防効果、基礎代謝を高める作用、子供の発育の促進といった働きがありますが、過剰摂取には注意が必要です。
ヨウ素を過剰に摂りすぎると、甲状腺機能不全、甲状腺腫、甲状腺中毒症といった症状を発生させてしまう場合があります。
わかめには、アルギン酸という水溶性の食物繊維の一種が含まれています。
そして、このアルギン酸には血糖値の抑制作用、脂質異常症の改善といった作用があるため、糖尿病の予防・改善に効果があるとされています。
また、アルギン酸には、整腸作用、肥満防止といった作用もあります。
さらに、わかめに含まれているカリウムには、体内の余分な塩分、すなわちナトリウムを尿と共に排泄してくれるという作用があります。
そのため、高血圧の予防・改善に効果が期待できます。
わかめのような海藻類にはヌメリ成分が含まれています。
この成分の元となっているのが、前述のアルギン酸やフコイダンといった水溶性の食物繊維です。
フコイダンはアルギン酸と同様の水溶性食物繊維であり、アルギン酸と同じような効能を持ちながら、さらに胃粘膜の保護やアポトーシス誘導による抗がん作用もあるとされている成分です。
これらの成分によってヌメリ成分は構成されており、体内に入ると糖質の吸収を緩やかにしたり、血糖値の値が食後に上昇することを抑制したりする働きを持っています。
その他の作用としては、食べた食品の脂肪・コレステロールの吸収を抑える、コレステロールの数値を下げる、脂肪の代謝をアップさせるといった働きも持っており、血液サラサラ状態を目指すには効果的な成分となっています。
その他、βカロテンやビタミンCといった抗酸化作用を持つ成分もわかめには含まれており、その量は野菜と同等程度とされています。
さらに、ミネラル類も多く含まれており、エネルギー量が大変低いことから、ダイエットを行う上でも役立つ食材となっています。
例えば、わかめは酢との相性が良いため、酢の物にして摂取するのも良いと思います。
前述の通り、わかめには血液をサラサラにさせる効果が期待できますが、酢にも血行促進などの働きが期待できます。
このように酢の物にすれば、更なる血行促進の効果が期待でき、動脈硬化等のさらなる予防効果が期待できます。
このように、わかめなどの海藻は食べ方を工夫すれば、さらなる効果を得ることができますので、いろいろな食材との組み合わせを試してみても良いと思います。
このような様々な効能を持つわかめなどの海藻類を、日本人は昔から食していました。
そのため、糖尿病の予防・改善のためというだけではなく、身体全体の健康のために、わかめなどの海藻類を積極的に普段の食事に取り入れていくのが良いのではないかと思います。
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