星野仙一さんの場合。2018年に膵臓癌で死去。【糖尿病の有名人・芸能人】
手術が実施することができないレベルの糖尿病だった星野仙一さん
星野仙一さんは、日本の元プロ野球選手であり、監督であり、野球解説者でもあります。
星野仙一さんは、現在の倉敷市である岡山県児島郡福田町出身であり、2011~2014年まで東北楽天ゴールデンイーグルスの監督を務め、2015年より株式会社楽天野球団取締役副会長に就任しています。
そんな星野仙一さんも糖尿病を患っていたとのことです。
2018年1月、すい臓がんの為亡くなられました。
監督業を引退された後、テレビ解説等の仕事をされていた星野仙一さん。
重度の糖尿病で身体を壊していたこともあり、ついに2016年7月に急性膵炎発症を発症されてしまいます。
さらに、その急性膵炎をきっかけにすい臓がんが発覚してしまったのです。
そしてその膵臓癌が原因で2018年1月、静かに息を引き取られたそうです・・・
星野仙一さんの経歴は?
星野仙一さんは、元プロ野球選手であり、現役時代は投手として中日ドラゴンズで活躍しました。
現役時代は巨人キラーとして知られていました。
実際、対巨人戦30勝以上を記録する投手の中で、勝ち越しているのは平松政次さん、川口和久さんと星野仙一さんのみであり、その中の最高勝率は星野仙一さんとなっています。
引退後は、1986年に中日ドラゴンズの監督に就任。
実績のない若手を積極的に起用したり、選手の配置転換を行ったりしてチームカラーを一新させ、2年連続で5位だったチームを2位に浮上させています。
その後、中日ドラゴンズでは2001年まで監督を続けていますが、その間にセ・リーグ優勝を2回達成しています。
しかし、日本シリーズでは、西武ライオンズ、福岡ダイエーホークスにそれぞれ敗れ、日本一は逃しています。
その後、2001年のオフシーズンに星野仙一さんは、低迷が続いていた阪神タイガースの監督に就任し、背番号は中日時代と同じ「77」をつけました。
阪神での監督時代には、2003年にセ・リーグ優勝を達成していますが、この時の日本シリーズでも福岡ダイエーホークスに敗れ、日本一は逃しています。
また、この頃の星野仙一さんには、高血圧症という持病があり、2002年の開幕戦では試合後に体調を崩し、ベンチ裏で記者を待たせて横になっていたということがあったそうです。
また、2003年には試合中に倒れるということが4回あったそうです。
そして、日本シリーズ終了後に、健康上の理由として阪神タイガースの監督を退任することを正式に発表しています。
その後、星野仙一さんは2007年1月25日に、北京オリンピック野球日本代表の監督に就任し、「金メダル以外はいらない」と公言してオリンピックに臨みました。
しかし、北京オリンピック本選での結果は4位に終わり、オリンピックでの結果上位の3チームには5戦全敗でした。
2010年には、東北楽天ゴールデンイーグルスの監督に星野仙一さんは就任します。
しかし、監督就任初年度は2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響を大きく受けることとなってしまい、5位という結果に終わってしまいます。
2012年5月11日には、戦後生まれの監督としては初となる監督通算1000勝を達成し、これは2004年の王貞治氏以来、史上12人目の記録となりました。
2013年には、9月26日の対西武戦で球団史上初のリーグ優勝を達成し、異なる3球団をリーグ優勝させた監督は三原脩氏、西本幸雄氏に続き星野仙一さんが史上3人目となります。
そして、2013年の巨人との日本シリーズでは4勝3敗で巨人を破り、日本シリーズ制覇を達成しました。
この日本一は楽天球団初であり、それと同時に星野仙一さん自身初の日本一となりました。
そして、66歳という年齢でのリーグ優勝と日本一は、2000年の長嶋茂雄氏の記録を超えるプロ野球の監督での最年長優勝記録となっています。
腰椎椎間板ヘルニアと胸椎黄色靱帯骨化症であると診断
しかし、2014年5月26日には持病の腰痛が悪化してしまい、その後の検査で腰椎椎間板ヘルニアと胸椎黄色靱帯骨化症であると診断されたことから監督を休養することとなります。
その後に手術を受け無事に終了したことが球団から発表されましたが、同年9月18日に今季限りでの監督退任を発表しました。
この腰椎椎間板ヘルニアと胸椎黄色靱帯骨化症ですが、外科手術によって治療することが可能であり、実際に星野仙一さんも手術を受けています。
しかし、この手術は時には10時間以上もかかる大手術となるため、血糖値の高い状態で手術を受けると術後の感染症のリスクが高く、縫合不全なども発生しやすくなるそうです。
星野仙一さんは、糖尿病が悪化していたため、外科手術がすぐに実施することができない状態であったようです。
そのため、多忙である監督業を休養し、糖尿病の治療を行ってから、腰椎椎間板ヘルニアと胸椎黄色靱帯骨化症の手術に臨んだということです。
このように、糖尿病はそれ自体の症状による影響だけではなく、他の病気にも影響を及ぼす場合がありますので注意が必要です。
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