スラピット135カプセルとは?効果・効能は?副作用はある?【糖尿病の市販薬】
脂質代謝異常に適応をもつスラピット135カプセル
糖尿病はインスリンの作用不足・分泌不足により体内において血糖値のコントロールができず、慢性の高血糖を呈してしまう疾患です。
一概に糖尿病といってもその原因はさまざまであり、個々に適した治療をおこなうことが大切になります。
中でも脂質代謝異常症は糖尿病の一因となる疾患であり、脂質代謝異常症の治療はそのまま糖尿病の予防・改善につながります。
今回は脂質代謝異常に適応をもつスラピット135カプセルについて解説を行ってきます。
脂質代謝異常とは?
脂質代謝異常は、以前は高脂血症と呼ばれていた疾患であり、2007年に新たに基準が策定されて以降、脂質代謝異常と呼ぶようになりました。
LDLコレステロール≧140㎎/dL、中性脂肪≧150㎎/dL、HDLコレステロール<40㎎/dLのいずれかを満たすと脂質代謝異常症に罹患していることになります。
2007年以前には総コレステロール≧220㎎/dLという基準項目が含まれていましたが、単にコレステロールが高いだけでなく、蓄積するコレステロールの質も問題であるという認識からこの項目は現在では削除されています。
LDLコレステロールは肝臓から血管へコレステロールを運搬する役割を担っており、それに対しHDLコレステロールは血中のコレステロールを回収し肝臓に戻す役割を担っています。
すなわちLDLコレステロール値が高い(もしくはHDLコレステロール値が低い)と、血液中にコレステロールが過剰になってしまい、動脈硬化、ひいては心筋梗塞や脳梗塞につながります。
脂質代謝異常はさまざまな疾患のリスクファクターでもあり、放っておくと糖尿病や高血圧などを生じることもあります。
スラピット135カプセルとは
スラピット135カプセルはリノール酸を主成分とし、脂質代謝異常を適応とする一般用医薬品になります。
一般用医薬品とは医師の処方を必要とせず、ドラックストアや薬局などで購入できる医薬品であり、これに対し医師の処方を必要とする医薬品を医療用医薬品と呼びます。
リノール酸は通称ビタミンFと呼ばれる多価不飽和脂肪酸であり、必須脂肪酸の一種でもあります。
体内で必要な物質ではありますが、体内で合成することができない脂肪酸なので、食品からの摂取が不可欠になります。
コレステロールを増加させるといわれている飽和脂肪酸に対し、不飽和脂肪酸は血中コレステロールを減少させる効果を示します。
これは不飽和脂肪酸に、血管壁に付着した脂肪を燃焼し血液中における過剰なコレステロールの排泄を促す作用があるからだと考えられています。
またスラピット135カプセルにはリノール酸の作用を強めるビタミンEとビタミンB6も配合されており、脂質代謝異常改善に非常に有用な医薬品になります。
スラピット135カプセルの副作用・注意事項
スラピット135カプセルの副作用としてかゆみ、発疹・発赤、下痢・嘔吐、吐き気、悪心、食欲不振、胃部不快感などがあるので、これらの症状が生じた場合にはただちに服用を中止し、近くの医療機関に診察・相談に行きましょう。
また1カ月以上服用しても症状に改善が見られない場合には、原因がスラピット135カプセルの適応外の可能性があるため服用を中止し、医師や薬剤師に相談しましょう。
コレステロール値を減少してくれるリノール酸は一見すると健康に良い栄養素に思えますが、過剰摂取をしてしまうとコレステロールを回収するHDLコレステロールの減少まで引き起こしてしまうため、逆に肥満の原因となり健康に害を及ぼします。
用法・用量をしっかりと守り適切な服用を行うとともに、普段の生活習慣を見直し、正しい運動療法・食事療法を継続していくことが非常に大切になります。
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