- Home
- 糖尿病に良い食材・食事
- アーモンドの効果・効能は?【糖尿病におすすめの食材】
アーモンドの効果・効能は?【糖尿病におすすめの食材】
インシュリンの分泌やその働きをサポートするアーモンド
アーモンドとは、バラ科サクラ属の落葉高木であり、それから採ったナッツのことを指します。
日本名はヘントウ(扁桃)、もしくはあめんどうであり、ハタンキョウなどと呼ばれることもあります。
アーモンドの原産地はアジア南西部であり、現在では南ヨーロッパ、オーストラリア、アメリカ合衆国などで栽培されています。
アーモンドの最大の産地はアメリカ合衆国のカリフォルニア州であり、日本においては鹿児島県湧水町や小豆島などで栽培されています。
日本においては、アーモンドの果実が熟す時期が梅雨時と重なってしまいます。
アーモンドの木の標高は約5m近くにもなり、日本では3~4月にかけて、葉のない枝に白色・桜色・桃色の花弁の端に小さな切込みの入った花を一斉に咲かせます。
その花はアンズやモモとよく似ており、桜色・桃色の花の品種の場合は一見だけではモモの花と区別がつかないほどだそうです。
アーモンドの果実は自然に落下することはありません。
そのため、機械でアーモンドの木を揺さぶって実を落とすのですが、この機械は「ツリー・シェイカー」と呼ばれています。
日本においては、アーモンドの果実が熟す時期が梅雨時と重なってしまいます。
そのため、果肉が割れた時点ですばやく収穫を行わないと、実が腐敗してしまったり虫に食われてしまったりしてしまうようです。
アーモンドの果実は皮、果肉、核、仁で構成されており、このうち食用に供しているのは仁の部分となっています。
アーモンドにはスイート種(甘扁桃)とビター種(苦扁桃)があり、スイートアーモンドには100以上の品種があるとのことです。
前述のアーモンドの2種のうち、食用とされるのはスイート種で、そのおもな品種には、カリフォルニア、ノンパレイユ、ミッション、カーメル、ビューとといった品種があります。
このようなアーモンドには、糖尿病の予防効果があるといわれています。
アーモンドには血糖値を下げる働きがあり、インシュリンの分泌やその働きをサポートする効果があるのです。
このアーモンドの効果を実証した研究結果が発表されています。
この研究では、カナダのトロント大学のスタッフと学生ら、ヘルシーな15人(男性7人、女性8人)が、3種類のテスト食を食べて、その違いを検証しています。
これらの方々に、まず、白パンのみ97g(炭水化物49.0g、タンパク質8.4g、脂肪3.1g)を2回にわたって摂取してもらい、初期値を確認し、基本データを得ました。
次に、アーモンド食 (白パン97g+アーモンド60g)、
米飯食 (ご飯60g+チーズ68g+バター14g)、
マッシュポテト食 (マッシュポテト68g+チーズ62g+バター16g)
といった3種類のテスト食を摂取してもらったとのことです。
そして、食後の血糖上昇の割合を示すグリセミック指数を出したところ、初期値の白パンのみを100とすると、米飯食が38±6と低い結果が出ました。
そして、アーモンド食も55±7と十分に低レベルの結果となったのですが、マッシュポテト食は94±11と高い指数でした。
また、血清インシュリン濃度においても同様の結果が出たそうです。
さらに、高血糖の酸化ストレスを調べたところ、白パンのみ97gを食べるより白パン97g+アーモンド60gの方が酸化ストレスが小さいことがわかりました。
これによっても、アーモンド食の食後血糖上昇が抑えられていることが裏付けされています。
また、その他にもアメリカにおいて、アーモンドを週5日以上食べる人は糖尿病発症率が3割近く低くなるという内容の論文が2002年に発表されています。
また、日本においても糖尿病治療中の患者がアーモンドを食べ始めたところ、糖尿病の進行が遅くなり、それまで行っていた人工透析も行う必要がなくなったという症例もあるようです。
現在、糖尿病で悩んでいるという方は、一度アーモンドを試してみてはいかがでしょうか。
糖尿病の合併症対策のカギは「免疫力UP=ブロリコ!」(PR)
糖尿病になって最も怖いのは糖尿病性神経障害や糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症などの合併症です。 それらの合併症を防ぐために最も重要なのが「人間の持っている免疫力を向上させる」事と言えます。 そして免疫力を向上させる成分として注目されているのがブロッコリーから抽出された成分「ブロリコ」です。 アガリクス(β-グルカン)の約50倍、プロポリスの1000倍以上の免疫力向上パワーを持っているとされています。
ブロリコに関する詳しい資料のご請求はこちらから