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アロエの効果・効能は?【糖尿病におすすめの食材】
血糖値を下げる作用があるとされているアロエで糖尿病対策
アロエは、その種類が500種以上ある、ツルボラン亜科アロエ属の多肉植物の総称であり、南アフリカ共和国からアラビア半島まで広く分布しています。
その中でも、アロエはマダガスカル島やアフリカ大陸南部に特に集中して分布しています。
アロエ属の科は分類体系によって変遷しています。
現在、APG体系の第3版ではススキノキ科とされていますが、以前はユリ科、ツルボラン科、アロエ科とされたこともあったそうです。
アロエは前述の通り、500種類以上の種類がありますが、その中で最大の大きさのものはアロエ・バーベラエという種類で高さが約18mにもなります。
その一方で、アロエの最小の種類のものはアロエ・ディスコイングシーであり、最大の大きさでも数cm程度までしか成長しません。
古代ギリシアの時代には既に薬用として栽培されていたアロエ
アロエの歴史は古く、古代オリエント・古代ローマ・古代ギリシアの時代には既に薬用として栽培されていたそうです。
東アジアには中国の宋の時代に、アロエの乾燥した塊が伝えられており、「開宝本草」という書物に「奴薈」・「蘆薈」の名で現れ、明の時代の「本草綱目」という書物にも皮膚病の薬として記載されています。
しかし、アロエの植物自体やその情報は伝えられていなかったようです。そのため、アロエは広葉樹であると長らく誤解されていたとのことです。
アロエは、日本には鎌倉時代に伝来したとされています。現在はアロエの中でも、キダチアロエという種類が房総半島、伊豆半島、瀬戸内海、九州などの海岸に逸出し帰化しています。
日本で流通しているアロエは、このキダチアロエの他にアロエベラが多くなっています。
その他にはアロエ・不夜城、アロエ・サポナリアといった種類のアロエなど、多くの品種が流通しており、食用や観賞用として栽培されています。
そんなアロエは糖尿病の予防に効果があるとされています。
アロエにはアルボランA・Bといった多糖類が含まれているのですが、これにはインスリンの分泌を促進して血糖値を下げる作用があるとされています。
また、この作用は糖尿病の治療で投与されるインスリンよりも効果が長く続くといわれています。
実際、アロエにこのような血糖値の上昇を抑制する働きがあるかどうかの実験が実施されています。
この実験では、前述にもあったキダチアロエとアロエベラという2種類のアロエを使用し、薬によって糖尿病にしたマウスに投与しました。
その際、アロエベラの葉肉を2%含んだエサを与えるグループ、キダチアロエの葉肉を2%含んだエサを与えるグループ、キダチアロエ全葉(まるごと)を2%含んだエサを与えるグループ、アロエを全く含まないエサを与えるグループ、というように与えるエサによって4つのグループに分け、その後、73日間観察を続けたそうです。
すると、キダチアロエ全葉(まるごと)を2%含んだエサを与えたグループの血糖値の上昇率が他のグループと比較して、かなり低くなっているという事がわかりました。
また、別の実験においては、アミラーゼという血中の糖を増やす成分の働きを抑制する作用が、キダチアロエにあることがわかっています。
さらに、腸内のブドウ糖の吸収を抑える働きがあるということも明らかとなっています。
アロエには「医者いらず」という別名がついています。
その名の通り、アロエには糖尿病の予防以外にも、やけど傷や火傷の治癒、整腸作用、便通改善、自然治癒力の向上など、さまざまな効能があることがわかっています。
ドラッグストア等では、アロエ原液100%エキスやサプリメントなどの健康食品も販売されていますので、一度試してみることをおすすめします。
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