糖尿病に効く漢方薬・合併症予防におすすめの糖尿病は?
糖尿病に用いられる漢方薬はたくさんありますが、糖尿病の合併症の予防や対策によく用いられています。
そう、糖尿病そのものに対する治療よりも、糖尿病によって引き起こされた諸症状や合併症への対処法として漢方薬が有用とされているのです。
しかし、そんな漢方薬も多種多様な種類があり、何を選んでいいのかわからない方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな糖尿病におすすめの漢方薬を厳選して10種類ご紹介していきます。
防風通聖散:体力が充実し、肥満、便秘の患者に向けた漢方薬
防風通聖散は体力が充実し、肥満、便秘の患者に向けた漢方薬になります。
糖尿病の原因の治療を前提としますが、高血圧や肥満に伴うむくみ、便秘、湿疹・皮膚炎、肥満症などを適応としています。
多くの生薬が配合された漢方薬になりますが、全体として利尿、便通促進、発汗、血行改善、解熱作用を期待され使用されることが多くあります。
牛車腎気丸:糖尿病性神経障害、しびれ、耳鳴り、前立腺炎などにも効果がある漢方薬
牛車腎気丸は漢方薬の一種であり、10種類の生薬から構成されています。
おもに高齢者の泌尿器系や生殖器・副腎の機能低下の改善に用いられ、具体的には排尿障害、下肢の脱力感、しびれ、痛みなどを感じる場合に使用します。
臨床研究においては、糖尿病性神経障害、しびれ、耳鳴り、前立腺炎などにも効果があるとされています。
牛車腎気丸は六味丸、八味地黄丸から派生した漢方薬になります。
六味丸:身体機能の低下に適応があるとされる漢方薬
六味丸は一般的に中高年の加齢による身体機能低下(特に泌尿器系)に対して用いることが多い漢方薬であり、特に体がのぼせ気味の人に効果があるとされています。
主にのぼせ気味の人に向けた漢方薬で、糖尿病に伴う排尿困難や残尿感、頻尿、しびれ、むくみなどに効果があるとされています。
八味地黄丸:糖尿病や前立腺肥大などの症状に期待できる漢方薬
八味地黄丸は加齢による機能低下を原因とし、手足の冷えや口渇、多尿(もしくは尿量減少)などを伴う下肢痛、しびれ、腰痛、かすみ目、排尿困難、残尿、頻尿、むくみ、高血圧に伴う諸症などのような症状に有効とされています。
さらには臨床研究では、糖尿病や前立腺肥大、排尿困難などの症状にも適応があるとして研究がすすめられています。
白虎加人参湯:糖尿病性の口渇や発汗などに対しても効果がある漢方薬
白虎加人参湯は、熱中症によく使われる漢方薬として有名であり、熱中症に限らず、口渇や体のほてり、湿疹や皮膚のかゆみがある状態の患者に対して有効になります。
またそれにより、原因の治療を前提として糖尿病性の口渇や発汗などに対しても効果があることがわかっています。
清心蓮子飲は虚弱状態で、胃腸が弱く、全身に倦怠感があり、排尿困難、尿の濁り、排尿痛などの症状に対して適応を持ちます。
主に尿異常、神経症などの患者に用いられます。
十全大補湯:体力低下や疲労倦怠、食欲不振、貧血などに効果がある漢方
十全大補湯はその漢字からも推測でき様に全てを補うという意味があり、全般的な体力低下や疲労倦怠、食欲不振、貧血などに効果があるとされている漢方薬です。
基本的には体力のない状態の患者に使う処方ですが、抗がん剤副作用軽減を目的に使用されることもあります。
柴苓湯:下痢や胃腸炎などに効くとされている漢方薬
柴苓湯は一般的に下痢や胃腸炎などに効くとされている漢方薬であり、基本的にはあまり虚弱しすぎていない患者に対して処方します。
咳や痰などの風邪の症状対しても適応があります。
桂枝加朮附湯:虚弱で冷えを持つ患者における関節痛・神経痛などに用いられる漢方薬
基本処方である桂皮湯に朮、附子を加えた処方であり、主に虚弱で冷えを持つ患者における関節痛、神経痛などに用いられます。
漢方薬を用いる場合は、必ずかかりつけの医師に相談することが重要
漢方薬を併用することによって現在の薬へ影響を及ぼすことも考えられるため、医師も患者も注意しなければならないからです。
漢方薬は生薬を原料としていから、安全な薬であると思われがちですが、副作用が生じる場合もあるので、気になる症状が出たら医療機関に行くようにがしましょう。
漢方薬はあくまでアクセント。基本は食事と運動療法です。
いままで漢方薬をご紹介してきましたが、重要なのは漢方薬は糖尿病そのものを治療するものではないということです。
そう、漢方薬はあくまでアクセントであり、糖尿病対策の基本は食事と運動療法という事をお忘れなく。
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