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ほうれん草の効果・効能は?【糖尿病におすすめの食材】
ほうれん草には、糖尿病の予防に効果があるとされる抗酸化物質が含まれています。
ほうれん草は、雌雄異株であるヒユ科アカザ亜科ホウレンソウ属の野菜です。
ほうれん草の原産地は、カスピ海南西部近辺、中央アジアから西アジア地域と見られており、初めて栽培されたのは、アジアの現在のイランであるペルシア地方だったと考えられています。
ほうれん草は、ヨーロッパには中性末期にアラブから持ち込まれ、それからすぐに他の葉菜類を凌いでしまい、一般的な野菜となっていきました。
東アジアにおいては、ほうれん草はシルクロードを通って広まっていき、中国には7世紀頃に伝わったとされています。
日本には、17世紀の江戸時代初期の頃にほうれん草の東洋種が渡来しており、かの伊達政宗公もほうれん草を食べたと伝えられています。
19世紀後半には西洋種が持ち込まれましたが普及せず、その後、大正末期から昭和初期にかけて、ほうれん草の東洋種と西洋種の交配品種が作られ、ようやく日本各地に普及するようになっていきました。
ほうれん草はよく小松菜と混合されがちですが、植物分類でいうと前述の通りヒユ科に属する野菜ですので、アブラナ科に属する野菜である小松菜とは、実は遠い関係にあります。
ほうれん草と同科の野菜としては、スーパーフードとして注目されているアマランサス(仙人殻)などが挙げられます。
ほうれん草は東洋種・西洋種・一代雑種(交配種)の3つに大きく分類され、日本に昭和中期頃まで多く流通していたものは西洋種にあたります。
この西洋種は、葉は肉厚なのですがアク(シュウ酸)が多くエグみが強いとされる品種であったため、現在では葉が肉厚でかつエグみも少ないという交配種が主に栽培されています。
ほうれん草の東洋種においては、その栽培方法が難しいため、長い間、西洋種に押されがちでした。
しかし、近年では、東洋種の味の良さや薄く柔らかい葉が再評価されるようになっています。ほうれん草は輸入物も多く、日本全国で栽培が行われているため、一年中スーパー等で目にすることができる野菜ですが、その旬は冬だとされています。特に「ちぢみほうれん草」と呼ばれるものは、冬だけに市場に出回るものであるため、旬を感じることのできる存在となっています。
この「ちぢみほうれん草」は、ほうれん草の涼しいところの方が味・栄養素が共に高くなるという性質を活かし、寒気にあてて生育させる「寒じめ」と呼ばれる方法で作られます。
「ちぢみほうれん草」は味が良いだけではなく、ビタミンも多く含まれていることから冬場の栄養源として、貴重な存在となっているようです。
このようなほうれん草には、糖尿病の予防に効果があるとされる抗酸化物質が含まれています。
人間は酸素を呼吸で取り入れることによって活動しています。
しかし、その取り入れた酸素の数%は活性酸素となってしまいます。
この活性酸素は人間の体をウイルスや細菌から守るために重要な役割を果たしています。
しかし、その一方で、糖尿病やがん、老化の原因になるとされているのです。
活性酸素は呼吸によってだけではなく、紫外線、喫煙、飲酒などの様々な原因で発生してしまいますので、この影響によって身体が酸化していってしまいます。
この活性酸素による身体の酸化を防ぐために、人間の身体には、活性酸素を消去するための酵素を生成する働きがもともと備わっているのですが、この働きは加齢によって弱まっていってしまいます。
そのため、体外から抗酸化物質を摂取する必要が発生します。
ほうれん草は葉酸、ビタミンA、E、K、ルテイン、β-カロテンなどの体に良い栄養素が、他の野菜と比較しても多く含まれています。
そのため、ほうれん草は野菜の中でも非常に高い活性酸素消去能力(ORAC値)を持つとされているのです。
したがって、ほうれん草は糖尿病の予防に効果がある野菜だとされているのですが、その他に、ほうれん草のような抗酸化作用の強い食物をバランスよく食べると、免疫力を高める効果があるとされています。
また、身体の代謝を良くしたり、美白やシミ、しわ対策といったアンチエイジングといった身体の内外を若く保つ効果も期待できます。
糖尿病の予防だけではなく、アンチエイジング等の効果も期待できるほうれん草は、日々の食事に是非取り入れるべき食材であると思います。
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