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ゴーヤの効果・効能は?【糖尿病におすすめの食材】
中性脂肪や総コレステロールを下げる働きがあるゴーヤの効果
ゴーヤは、正式名称をツルレイシといい、ウリ科の植物で、未熟な果実を野菜として利用します。
ツルレイシという名称は、ムクロジ科の果樹であるレイシ(ライチ)に似ていることから由来しています。
その似ている点は、イボに覆われた果実の外観と、完熟すると仮種皮が甘くなるという2点であり、ツル性の植物にレイシの実が実っているということでツルレイシという名前になったそうです。
ゴーヤはこのツルレイシの他に果肉が苦いことからニガウリとよばれることもあり、生物学上ではこのニガウリという名称を用いることが、近年では多くなっています。
ゴーヤ(ニガウリ)とは?
ゴーヤは八重山列島の八重山方言での呼び方であり、沖縄本島の首里・那覇方言、今帰仁方言などでは、ゴーヤーと呼ばれています。
また、宮古列島の宮古方言ではゴーラ、九州ではニガゴリ、ニガゴーリ、鹿児島県奄美大島ではトーグリ、鹿児島県本土や長崎県諫早地方ではニガゴイと呼ばれており、沖縄県、九州・南西諸島の各地のそれぞれで地方名が異なっています。
ちなみにゴーヤは中国語で、苦瓜(クーグア)や涼瓜(リァングア)などと呼ばれています。
ゴーヤは台湾料理や広東料理において、日常的に食べられていますが、それだけでなく焙煎してお茶として飲用することもあるようです。
また、ゴーヤの英名はbitter melonで、その意味は苦い瓜であり、広東語では菩薘(ポウダーッ)と呼ばれることもあるそうです。
そんなゴーヤは糖尿病の予防や治療に役立つとされています。
ゴーヤの産地としては沖縄県が有名で、その沖縄に住む人たちに長寿の人が多いのは、ゴーヤを食べているからだといわれているほど健康に良い食材といわれています。
ゴーヤにはビタミンC、食物繊維、ミネラルが豊富に含まれています。
この食物繊維などが血糖値を下げる効果があるとされており、糖尿病に良いとされています。
また、ゴーヤにはカランチンというインスリンによく似た成分が含まれており、この成分の働きによっても血糖値を下げる効果があるとされています。
実際に、ある医院では糖尿病の患者にゴーヤを積極的に勧めてみたそうです。
すると、その勧めた患者のほぼ全員に顕著な成果が見られたそうです。
さらに、その患者の中に体重102kg(身長は160cm)で血糖値が300mg/dlをオーバー(正常値は70~110mg/dl)、ヘモグロビンA1cも12(正常値は4.3~5.8)という患者がいたそうですが、その患者も3ヵ月後には体重が75kg、血糖値・ヘモグロビンA1cともに正常値内に下がったとのことです。
このカランチンには、中性脂肪や総コレステロールを下げる働きもあり、脂肪を代謝によって除去する働きもあるそうなので、ダイエットにも効果的です。
このカランチン等のインスリンによく似た作用をする物質のことを、植物性インスリンと呼んでいます。
この植物性インスリンには膵臓を活性化させる働きがあるそうです。
その証明として、東京医科大学の研究グループが植物性インスリンが膵臓のβ細胞を増加させてインスリンの分泌をサポートする働きがあるという研究結果を発表しています。
このように健康に良いとされているゴーヤですが、その苦み成分が毒となるため、食べすぎは良くないとされています。
人によってはゴーヤを食べすぎることで腹痛、胃痛、下痢が発生することがあるといわれています。
また、ゴーヤを妊娠中に摂取すると流産を誘発する可能性があり、授乳中の摂取における安全性が確認されていないことから、国立健康・栄養研究所は妊婦や授乳中の女性に対してゴーヤの摂取を避けることを推奨しています。
妊婦さん等は、ゴーヤの摂取を控えるようにしましょう。
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