しじみ 糖尿病 糖質制限

糖尿病の予防にも役立つしじみの効果

しじみとは、淡水域や汽水域に生息する小型の二枚貝であり、二枚貝綱異歯亜綱シジミ科に分類される二枚貝の総称です。
しじみは、淡水性のマシジミ、汽水性のヤマトシジミ、セタシジミの計3種が日本本土の在来種として生息しています。

これらのしじみの大きさは何れも2~3cm程度ですが、汽水性のしじみで、約10cmもの大きさになるマングローブシジミ属(ヒルギシジミ属)なども琉球列島には生息しています。

しかし、タイワンシジミ類という、中国や台湾を中心とした東アジアの淡水域に生息するしじみが、20世紀末以降に外来して繁殖するようになりました。

タイワンシジミ類は、その繁殖場所によっては非常に高密度で生息するため、元来の日本の在来種であるマシジミの存続を危ぶませるなどの問題も発生するようになったとのことです。

>>糖尿病におススメの食材・食事一覧

日本国内の市場に出回るしじみでは、ヤマトシジミが国産として最も一般的となっています。

ヤマトシジミは主に塩分濃度が1.5%以下の水域で採れるしじみで、北海道の網走湖・パンケ沼・天塩川中下流域、青森県の十三湖・小川原湖、宮城県の北上川、 茨城県の涸沼川・利根川、島根県の宍道湖などが、日本国内の有名な産地となっています。

その他の国産のしじみとしては、セタシジミも流通しますが、これは琵琶湖の固有のしじみとなっています。

ただ、1980年代以降は、しじみの価格高騰や国内漁場環境悪化等の影響を受け、国内産のしじみが徐々に減っていきました。
その後、韓国、北朝鮮、ロシアを原産国とする輸入しじみの市場に占める割合が、国内産のしじみの減少を補うように増加していきます。

そして、2001年にはついに輸入しじみの流通量が国内産のしじみの流通量を上回るようになりました。

このようなしじみですが、糖尿病の予防に効果があるとして注目されています。

しじみは、オルニチンという栄養素を多く含んでいます。
オルニチンは肝機能を助けたり、二日酔いを防止する作用を持つ成分として有名ですが、糖尿病の予防にも役立つらしいのです。

実は、オルニチンは最近の研究によって、インスリン様物質の分泌に関連しているということが明らかにされました。

オルニチンが成長ホルモン誘導体としての性質を持っているということは、以前から知られていました。

しかし、その成長ホルモンの分泌を促すと同時に、インスリン様成長因子(IGFs)を増加させる働きもあるということが最近になってわかったのです。

インスリン様成長因子は、成長ホルモンと同じような働きをするとされています。

しかしその一方で、インスリンとその組成が極めて似ているので、インスリンと同じような働きもします。
オルニチンを適切に摂取した場合、このインスリン様成長因子が増加します。

そうなると、もし本物のインスリンの分泌に問題が生じて糖尿病を発症したとしても、インスリン様成長因子が代わりにその働きを担うため、血糖値を正常に保つことができると考えられているのです。

また、オルニチンには、肝臓の働きを健全化させる作用もあります。

そのため、脂肪肝や肝不全の発生を防ぐことができるため、このことも間接的に糖尿病の予防改善に役立っているといえるでしょう。
このようなことから、オルチニンは糖尿病の予防に、直接的・間接的のどちらにおいても、トータル的に役立っている栄養素です。

また、オルニチンには燃えにくい脂肪を燃えやすくしてくれる効果があるといわれていますので、ダイエット効果も得られることができます。

さらに、オルニチンには成長ホルモンの分泌を促進する効果があります。

これにより筋肉が作られやすくなりますので、より脂肪も燃えやすくなります。

糖尿病に悩んでおり、同時にダイエットもしたいという方には、しじみを積極的に摂取することをおすすめします。

>>糖尿病におススメの食材・食事一覧

糖尿病の合併症対策のカギは「免疫力UP=ブロリコ!」(PR)

糖尿病になって最も怖いのは糖尿病性神経障害や糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症などの合併症です。 それらの合併症を防ぐために最も重要なのが「人間の持っている免疫力を向上させる」事と言えます。 そして免疫力を向上させる成分として注目されているのがブロッコリーから抽出された成分「ブロリコ」です。 アガリクス(β-グルカン)の約50倍、プロポリスの1000倍以上の免疫力向上パワーを持っているとされています。

ブロリコに関する詳しい資料のご請求はこちらから

関連記事

糖尿病 合併症
糖尿病 食材 一覧
糖尿病 飲料 お茶
糖尿病 初期症状 自覚症状糖尿病 芸能人 有名人
糖尿病 体験談

ピックアップ記事

  1. 糖尿病 食事 血糖値
    "父が糖尿病でした。糖尿病は遺伝すると父はよく言っておりました。 片親が糖尿病なら、子供には2…
  2. 妊娠糖尿病 体験談
    出産後の今も「糖尿病」として定期的に通院しインスリン注射をしています。 糖尿病発覚時私は20代…
  3. 相撲 力士 糖尿病
    相撲取りの私が糖尿病になったのは22歳の頃です。 その頃の私の職業は力士でした。 身長は18…
  4. 糖尿病 治療法
    インスリン注射によって生理的なインスリン分泌を補う必要があります 1型糖尿病とは、インスリンを…
  5. 私の母と兄弟の糖尿病の体験談です。 母は50代で、兄弟は30代で発病しました。 祖父も糖尿病…
  6. 糖尿病 飲み物 おすすめ
    糖尿病に効果がある、血糖値を下げる飲み物&お茶を紹介! 糖尿病を治療中の方や、予防をしたい方に…
  7. 糖尿病 治療法
    血糖値とは、血液内のグルコース(ブドウ糖)の濃度です。 、通常の健康な人の場合、空腹時血糖値は…
  8. 星野仙一 糖尿病
    手術が実施することができないレベルの糖尿病だった星野仙一さん 星野仙一さんは、日本の元プロ野球…

スーパー食材【ゴーヤ】の魅力

  1. ゴーヤミン 効果 効能 口コミ 評判
    ピーマンやトマトと比較しても栄養価が高いゴーヤー(苦瓜) ゴーヤー(苦瓜)は、その名の通り非常…
  2. ゴーヤー
    栄養価の高さと味の良さで沖縄で愛され続けてきたゴーヤー ゴーヤーは、ウリ科ツルレイシ属の植物で…
  3. ゴーヤ 貧血
    ゴーヤーには、ほうれん草の約2~2.5倍という豊富な鉄分が含まれています まず、貧血とは血液に…
  4. ゴーヤ 副作用
    食べ過ぎると毒?ゴーヤーに副作用はある? ゴーヤーは強い苦味が特徴的な野菜であり、ゴーヤーチャ…

糖尿病対策&糖質制限におすすめ食材

  1. 発芽玄米 効果 糖尿病 糖質制限
    血糖値を低下させる効果があり、糖尿病におすすめの発芽玄米 発芽玄米とは、玄米を水に1~2日間つ…
  2. アーモンド 糖質制限 糖尿病
    インシュリンの分泌やその働きをサポートするアーモンド アーモンドとは、バラ科サクラ属の落葉高木…
  3. 胡麻 糖尿病 糖質制限
    コレステロール値や血圧値を改善する胡麻 胡麻はゴマ科ゴマ属の一年草で、主に種子が食材、食用油な…
  4. わかめ 糖質制限 糖尿病
    血糖値の抑制作用が期待できるわかめで糖質制限! わかめは一年生の海藻で、コンブ目チガイソ科ワカ…
  5. オクラ 糖尿病 糖質
    インスリンの合成を促進し、その働きを活性化させるオクラ オクラは、その形状からLady's f…
にほんブログ村 病気ブログ 2型糖尿病へ
ページ上部へ戻る
pocket line hatebu image gallery audio video category tag chat quote googleplus facebook instagram twitter rss search envelope heart star user close search-plus home clock update edit share-square chevron-left chevron-right leaf exclamation-triangle calendar comment thumb-tack link navicon aside angle-double-up angle-double-down angle-up angle-down star-half status