糖尿病 闘病

丁度私が成人した頃、私の父は病院で糖尿病という診断を受けてきました。

心当たりがない訳ではなかったので、半分は納得しあと半分は糖尿病って最近流行りの生活習慣病だから大したことはないんじゃないかという思いでした。
そのため、私を含め父以外の家族全員が「ヘぇ?、そうなんだ。」という呑気な気持ちで受け入れていました。

しかし、当の本人にとっては事は重大だったようで(きっと医者から厳しく言われたのでしょう。)
母が医者からの指導を受け、結果的に家族みんなで糖尿病対策に付き合う事になりました。

とは言っても、処方されたお薬を飲みながら日頃から多少の食事制限や運動をするという至って簡単な方法なのですが…

一体何が危険なのかというと、糖尿病というのは「一度かかったら一生治らない」という事なのです。

病状だけを見れば、よほど重症でない限りは大した事はありません。

ただ、これまでは何も気にせずに自由気ままに過ごしていた父にとっては、好きなお酒を控えたり何にでもかけていたお醤油を控えたりと日々、小さな我慢が一生つきまとってくるのです。

そしてもしそ医者の忠告を軽視して、薬も飲まずにこれまで通り好き勝手な事をしていたら、病状が進行した場合には足を切断するなどかなり深刻な結果が待ち構えている、実は恐ろしい病気です。

きっと、こんな風に言われたのでしょう。

父は基本的には気が小さい方なので、医者の忠告にしたがって療養に励んでいました。

具体的なものとしては、まずもともと血糖値はそんなに高くなかったので朝と夜の2回、ビグアナイド薬を飲みながら食事の際には醤油はもちろん漬物や調味料は控えて薄味の煮物やスープなどを主にしていました。
また、お米も塩分が高いのでいつもの三分の一程度と大幅に減らしました。

あとは運動ですが、もともと定期的に卓球をしていたのでその点は特に問題なく、ビール等のアルコールを控えて水をこまめに補給するというものです。
糖尿というからには糖分が原因のようですが、実際にはとにかく塩分をできる限り抑えるのが主でした。

それからたった半年ほどが過ぎた頃、順調に療養していた父にちょっとした異変が起こりました。
それは、久しぶりに友人グループと飲みに行った後のことです。

仲間内で「○○さん(父のこと)が末期ガンだ」という噂が広がったそうなんです。

それまであまり友人から頻繁に連絡がくる方じゃなかった父の元に、心配してか興味本位でかはわかりませんが一時的に連絡が途絶えなかった事が記憶に新しいです。
糖尿病と診断された時点でも小柄で太ってもいなかったので見た目にはわからなかたのですが、半年間の療養の結果父は異常なペースで痩せて行ったしまったのです。

本人がいうには20キロ近く減ったとのこと。

それだけ、食生活の乱れや飲酒等の影響で内臓脂肪が蓄積されていたのもあるのでしょうが、この痩せかたはいくらなんでもおかしいという事で再び病院へ。
結局、特に癌に犯されているという事はありませんでしたが、ひとくくりに糖尿病と言っても治療方法は個人差があってそれまでの薬や食事制限が父の体にはあっていなかったという事が判明しました。

それに加えて我慢というストレスによって精神的にもよくなかったようです。
それからは薬は半分の量を夜だけ飲むようになり、食事制限も「気持ち控える」程度に抑えて生活するようになり、現在に至ります。

今は一緒に暮らしていないので、たまに会うと気にはかなりの暴飲暴食なので治ったのかな?と思う時もありますが、本人の中では、年齢も年齢なのであまり我慢するよりは自由に好きなものを摂取してストレスを溜めない事を重視しているようです。

けれど、未だに定期的に検査に通いながら、毎日欠かさずに薬を飲む事だけは心がけています。

一見大した事がないような生活習慣病ですが、実は糖尿病にはなりやすい体質とそうでない体質が遺伝子レベルであるそうで娘である私にも父の糖尿の気が少し遺伝しており、どんなに食事制限をしてもコレステロール値が下がりませんし、それによる貧血も持ち合わせています。

このような事がない様に、生活習慣病を重視して健康的に過ごされる事をお勧めします。"

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