桂枝加朮附湯とは?効果・効能は?副作用はある?【糖尿病の漢方薬】

桂枝加朮附湯 糖尿病

主に虚弱で冷えを持つ患者における関節痛、神経痛などに用いられる桂枝加朮附湯

血糖値のコントロールがうまくできず慢性の高血糖となってしまう疾患である糖尿病。
その原因や治療法には様々なものがあります。

あまり印象はないかもしれませんが、漢方薬を用いて治療を行うこともあります。

今回は漢方薬の中でも一般的に関節痛・神経痛などに効果がある桂枝加朮附湯について解説を行っていきたいと思います。

>>その他の糖尿病におすすめの漢方薬一覧はこちら【厳選10選!】

日本における漢方

中国の漢の時代に中国から日本に導入された伝統医学のことを、江戸時代に日本で独自の発展を遂げた蘭学に対し、漢方と呼ぶようになりました。
漢方は現代医学に欠かせない存在である合成薬がない時代に発達した医学であり、漢方薬に使用する原料はすべて自然界に存ずる生薬になります。

漢方薬は安全で副作用がないと考えられがちですが、薬である以上全く副作用がないわけではなく、正しい用法・用量を守ることが大切になります。

桂枝加朮附湯の構成生薬と効能

基本処方である桂皮湯に朮、附子を加えた処方であり、主に虚弱で冷えを持つ患者における関節痛、神経痛などに用いられます。

桂皮(ケイヒ)

桂皮は発汗解熱作用、抗アレルギー作用、抗潰瘍作用、血管拡張作用、血圧降下作用、鎮痛作用など多くの作用を持つ生薬です。
芳香健胃薬として食欲不振や消化不良に使用されるほか、風邪薬、解熱鎮痛薬、動機抑制薬、婦人薬などの処方に配合されています。

芍薬(シャクヤク)

芍薬は胃に作用し、鎮痛の薬能を持つ生薬になります。腹痛や自然発汗、月経不順などに適応を持ち、鎮痛鎮痙薬、婦人薬、冷え症薬、かぜ薬、消炎排膿薬とみなされる漢方処方に配合されます。

大棗(タイソウ)

大棗は脾胃を整え、精神安定作用をもたらす生薬で、食欲不振、神経症による同期・不安などに適応を持ちます。
主にかぜ薬、健胃消化薬、整腸薬、鎮静薬とみられる漢方処方に配合されます。

茯苓(ブクリョウ)

茯苓は中国、韓国、日本、北朝鮮など広い産地を持つ生薬で、利尿作用や抗炎症作用があります。
水分代謝の促進、胃腸の働きの促進、くわえて精神安定をはかる効能をもちます。

排尿困難、水腫によるむくみ、胃内停水、嘔吐、水様性下痢、精神不安による痙攣、健忘症などに対して適応があり、健胃消化薬、整腸薬、利尿薬、鎮痛薬とみなされる漢方処方にしばしば配合されます

白朮(ビャクジュツ)

白朮は脾胃の機能を高め、健胃・利尿・鎮静などの薬能を持ちます。
虚弱体質、食欲不振、疲労倦怠感、下痢、胃内停水、黄胆、水腫、関節炎、神経痛、めまいなど多くの症状に対して適応を持ち、健胃消化薬、整腸薬、利尿薬、鎮痛薬などの漢方処方に対し配合されています。

生姜(ショウキョウ)

去痰や制吐、鎮咳作用がある生薬になり、芳香性健胃、乗り物酔いや妊娠期における悪心嘔吐の予防などを目的に用いられます。
風邪薬、健胃消化薬、鎮吐薬鎮痛薬などの漢方処方に配合されています。

甘草(カンゾウ)

甘草は食品甘味料に用いられることもある生薬で、胃腸機能を整える作用や肺を整える作用、薬物・食物の毒を中和する薬能があります。
消化性潰瘍、化膿性のできもの、薬毒、食中毒などに適応があり、様々な漢方薬に処方されますが、味を調える甘味料として処方されていることもしばしばあります。
また大量摂取すると偽アルドステロン症を引き起こすことがあるので注意が必要です。

附子(ブシ)

附子は心臓・腎における働きを強め寒さ・冷えを除く作用があるとされている生薬です。
主に悪寒のはなはだしいもの、冷えによる下痢、手足の痙攣や麻痺などに対して適応があるとされ、身体・四肢の関節痛、知覚麻痺、冷えを治す処方に配合されます。

桂枝加朮附湯の注意事項、副作用は?

桂枝加朮附湯は漢方で言う「寒証」、すなわち冷えのある症状向けの漢方薬になります。
したがって、暑がりな人やほてり・のぼせ気味の人には他の漢方薬を処方することになります。

また副作用として偽アルドステロン症を発症する可能性があります。血圧上昇、体重増加、低カリウム血症のような症状が見られた場合は偽アルドステロン症の可能性があるのですぐに医療機関に診察に行きましょう。
その他アレルギー反応や湿疹、食欲不振などを生じることもあります。

>>その他の糖尿病におすすめの漢方薬一覧はこちら【厳選10選!】

糖尿病の合併症対策のカギは「免疫力UP=ブロリコ!」(PR)

糖尿病になって最も怖いのは糖尿病性神経障害や糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症などの合併症です。 それらの合併症を防ぐために最も重要なのが「人間の持っている免疫力を向上させる」事と言えます。 そして免疫力を向上させる成分として注目されているのがブロッコリーから抽出された成分「ブロリコ」です。 アガリクス(β-グルカン)の約50倍、プロポリスの1000倍以上の免疫力向上パワーを持っているとされています。

ブロリコに関する詳しい資料のご請求はこちらから

関連記事

糖尿病 合併症
糖尿病 食材 一覧
糖尿病 飲料 お茶
糖尿病 初期症状 自覚症状糖尿病 芸能人 有名人
糖尿病 体験談

ピックアップ記事

  1. 糖質制限&糖尿病食におススメの食材・食事は? 糖尿病の治療、対策、予防の中心はなんといっても食…
  2. 糖尿病 検査
    血糖値の管理指標であるグリコアルブミン(GA)の検査 グリコアルブミンという言葉を耳にしたこと…
  3. 糖尿病 闘病
    丁度私が成人した頃、私の父は病院で糖尿病という診断を受けてきました。 心当たりがない訳ではなか…
  4. 2型糖尿病 症状
    インスリン抵抗性、相対的インスリン不足が特徴の2型糖尿病とは? 2型糖尿病とは、長期的代謝異常…
  5. 糖尿病
    私が糖尿病になったキッカケは毎日のファミレス通い 私が糖尿病になったキッカケは、会社帰りに…
  6. 糖尿病 体験記
    治す気がないのか!と言わんばかりの毎日の生活でした。 私の夫は30代後半で、3年前に体調不良が…
  7. 糖尿病 治療法
    血糖値とは、血液内のグルコース(ブドウ糖)の濃度です。 、通常の健康な人の場合、空腹時血糖値は…
  8. 血糖値検査 
    血糖値の検査について解説していきます。  世界的に糖尿病患者の数は非常に膨大であり、現在では全…

スーパー食材【ゴーヤ】の魅力

  1. 肥満 メタボリックシンドローム ゴーヤ
    肥満&メタボリック症候群の予防効果が期待できるゴーヤ ゴーヤーには、肥満&メタボリック症候群の…
  2. ゴーヤ 美肌 アンチエイジング
    美肌効果といった夏に嬉しい効果が期待できるゴーヤ ゴーヤーは夏野菜の王様と呼ばれており、夏バテ…
  3. ゴーヤミン 効果 効能 口コミ 評判
    ピーマンやトマトと比較しても栄養価が高いゴーヤー(苦瓜) ゴーヤー(苦瓜)は、その名の通り非常…
  4. ゴーヤミン 効果 効能 口コミ 評判
    ゴーヤの苦味成分には血糖値を下げる効果があります。 血糖値を下げる効果のある食べ物はいくつかあ…

糖尿病対策&糖質制限におすすめ食材

  1. 発芽玄米 効果 糖尿病 糖質制限
    血糖値を低下させる効果があり、糖尿病におすすめの発芽玄米 発芽玄米とは、玄米を水に1~2日間つ…
  2. 糖質制限&糖尿病食におススメの食材・食事は? 糖尿病の治療、対策、予防の中心はなんといっても食…
  3. アロエ 糖尿病 糖質制限
    血糖値を下げる作用があるとされているアロエで糖尿病対策 アロエは、その種類が500種以上ある、…
  4. アーモンド 糖質制限 糖尿病
    インシュリンの分泌やその働きをサポートするアーモンド アーモンドとは、バラ科サクラ属の落葉高木…
  5. 蕎麦 糖尿病 糖質制限
    蕎麦は低GI食品であり、糖質を分解する時に使用するインスリンの量が低い 蕎麦とは、日本の麺類で…
にほんブログ村 病気ブログ 2型糖尿病へ
ページ上部へ戻る
pocket line hatebu image gallery audio video category tag chat quote googleplus facebook instagram twitter rss search envelope heart star user close search-plus home clock update edit share-square chevron-left chevron-right leaf exclamation-triangle calendar comment thumb-tack link navicon aside angle-double-up angle-double-down angle-up angle-down star-half status