威徳とは?効果・効能は?副作用はある?【糖尿病の市販薬】
糖尿病や糖尿病に伴う口渇、多尿、疲労感などの諸症状に対して適応がある威徳
体内においてインスリンの作用不足もしくは分泌不足により血糖値の管理をうまくできず、慢性の高血糖となってしまう疾患が糖尿病です。
糖尿病の原因や症状には非常にいろいろなものがあり、各々の症例に合わせた治療方針をとることが重要になります。
あまり知られてはいないかもしれませんが、糖尿病の治療に漢方薬を使用することはしばしばあります。
今回は糖尿病に良いとされる威徳について説明してきたいと思います。
威徳とは?構成生薬とその効能
威徳は白虎加人参湯をもとにし、様々な生薬が配合された一般用医薬品であり、糖尿病や糖尿病に伴う口渇、多尿、疲労感などの諸症状に対して適応をもちます。
また比較的体力のありで暑がりや、ほてりを感じる人に向けた医薬品であり、虚弱体質の方や冷えをともなう方には向いていません。
以下に主な構成生薬とその効能についてまとめました。
サンヤク:
サンヤクは日本、中国、朝鮮半島などに生息する多年草の植物で、生薬には皮を薄く剥いて乾燥させたものを使用すします。
主に滋養強壮、止瀉、鎮咳などを目的として用いられ、八味地黄丸や牛車腎気丸などの漢方薬に配合されています。
イチイ:
イチイはイチイ科の常緑針葉樹の植物であり、日本、中国、朝鮮半島、シベリアなどに自生しています。
成分としてはアルカロイドのタキシンが含まれ、血糖作用や余分な水分の排出を期待され、利尿・通経・糖尿病などに適応を持ちます。
チョレイ:
チョレイは不整の塊状をなしており、外面は黒褐色、内面は白色~淡褐色を示します。
エルゴステロール誘導体を成分に含み消炎、止瀉、利尿作用などを目的として用いられ、五苓散や猪苓湯、柴苓湯などの漢方薬に配合されます。
タクシャ:
タクシャはシベリア、日本、中国、朝鮮半島、欧州などに生息しており、湿地などに生える多年草で、生薬にはオモダカ科サジオモダカの根茎を乾燥したものを用います。
成分として四環性トリテルペノイドを含み、利水や止渇などの効果を持ちます。
五苓散や沢瀉散、当期芍薬散などの漢方薬に配合されます。
サンシシ:
サンシシは主に中国を産地とし、ほぼ長方形~卵形をなし、外面は黄色~黄赤色を呈します。
成分にはイリドイド配糖体を含み、消炎、清熱、精神安定作用を示し、充血、吐血。黄疸、炎症、煩燥などに対して適応をもちます。
黄連解毒湯や加味逍遥散などの漢方薬に配合されています。
セッコウ:
セッコウは植物でなく、鉱物由来の生薬であり、天然の含水硫酸カルシウムになります。主な効能として、清熱、止渇、鎮静があり、解熱作用、消炎作用、止渇作用、血糖降下作用を示します。
白虎加人参湯や防風通聖散、桂枝越婢湯などの漢方薬に配合されています。
ニンジン:
ニンジンは朝鮮半島や日本で栽培されており、草丈60㎝程度の多年草です。
生薬としてはチョウセンニンジンの根を乾燥させたものを用いており、成分として多くのサポニン類を含有しています。
健胃整腸、鎮痛、去痰、滋養強壮などの効能をもち、人参湯、補中益気湯、桂皮人参湯などの漢方薬に配合されています。
チモ:
チモは主に中国を産地とする植物で、やや扁平なひも状であり、長さは3~15㎝ほど、径は1㎝ほどになる生薬です。
成分にはサポニン類、フェノール性成分、グリカン類などを含み、解熱、滋養、止渇、血糖降下作用などを示します。
白虎湯、桂皮芍薬知母湯、酸棗仁湯などの漢方薬に配合されています。
威徳の副作用・注意事項
発疹・発赤、かゆみ、胃部不快感、吐き気、嘔吐、下痢、アレルギーなどが生じた場合、副作用である可能性があるので、すぐに服用をとめ医療機関に相談・診断に行きましょう。
また威徳は糖尿病を適応とする漢方薬ですが、糖尿病の治療の基本は運動療法と食事療法になります。
威徳を服用するとともに、生活習慣を見直し、正しい療法を行うように心がけましょう。
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