狭心症・心筋梗塞とは?症状や治療法は?【糖尿病の合併症】
糖尿病患者における発生リスクは非常に高い狭心症・心筋梗塞
糖尿病における血管合併症には、糖尿病三大合併症である細小血管障害(腎症、神経障害、網膜症)と動脈硬化を原因とする大血管障害(脳卒中、閉塞性動脈硬化症、虚血性心疾患)があります。
糖尿病は大血管障害における危険因子の1つです。
実際に糖尿病患者は非糖尿病罹患者に比較し、動脈硬化が20年以上も早く進行するといわれており、糖尿病患者における大血管障害のリスクは非常に高いものとなります。
今回は大血管障害の中でも虚血性心疾患にあたる狭心症と心筋梗塞について解説していきたいと思います。
虚血性心疾患の全体像
心臓の周りには栄養や酸素を心臓に送るための冠動脈よばれる血管があります。
冠状動脈のそう血流量は心拍出量のおよそ5%であり、心臓のポンプ運動にも一役買っています。
この冠動脈がなんらの原因により狭窄もしくは閉塞してしまうと、心筋への十分な量の血液を供給することができなくなり、心筋の酸素需要に対する供給が不足し、虚血状態に陥ります。
この状態のことを虚血性心疾患といい、冠動脈疾患といわれることもあります。
血管の狭窄・閉塞のもっとも多い原因は動脈硬化です。
虚血性心疾患は狭心症と心筋梗塞の二つに分類され、狭心症は一過性の心筋虚血であるのに対し、心筋梗塞は虚血状態が持続し心筋壊死に至ります。
狭心症とは?
狭心症は一時的な冠動脈の狭窄・閉塞によって生じる心筋虚血のことです。
狭心症は一時的なものであり、その症状は数分から長くても20分程度で治まります。
そのため心筋壊死になることはありません。
狭心症は労作狭心症、冠攣縮狭心症、不安定狭心症の三つに分類することができます。
1.労作狭心症
動脈硬化による冠状動脈の狭窄が主な原因となり、労作(運動)時において一時的に心筋への酸素の需要が高まることによって生じる心筋虚血のことです。
胸部に締め付け感や圧迫感が生じ3~5分持続程度の間持続し、安静にしているとまた症状が治まります。
2.冠攣縮性狭心症
一時的に冠動脈が痙攣(冠攣縮)し、冠動脈が狭窄・閉塞することによって生じる一過性の心筋虚血をきたした状態のことです。
胸部に締め付け感や圧迫感が生じ、数分~15分程度の間持続します。
特に夜間から早朝の安静時において好発する狭心症です。
3.不安定狭心症
不安定狭心症とは増悪傾向にある狭心症で、血管内の瘤であるプラーク(コレステロール・脂質などの塊)が破たんすることにより血栓が形成され、急激に冠動脈狭窄が進行している病態です。
三週間以内において新たに狭心症の症状が出現したり、徐々に悪化している場合は不安定狭心症になります。
数分~20分程度持続し、安静時にも発症します。
心筋梗塞とは?
心筋梗塞は冠動脈が完全に閉塞し心筋への血液供給が行われなくなり、心筋虚血が持続する病態のことをいいます。
20分以上の持続があり、安静により寛解することがなく、放っておくと心筋壊死に至ります。
不安定狭心症と急性心筋梗塞を合わせて、急性冠症候群と呼ぶこともあります。
・治療法
狭心症や心筋梗塞のような症状を感じた場合はすぐに病院に向かってください。
特に急性心筋梗塞である場合は命取りになる可能性が高いので、救急車に連絡を入れできる限り早く病院に行きましょう。
その後の治療としては大きく三種類あります。
狭心症で軽症のような場合にはまず薬物治療が始まります。
薬物治療に使用する薬には、スタチン(プラークの抑制)や抗血小板薬(血栓形成の予防)を基本として、症例によって硝酸薬やCa拮抗薬、心筋梗塞の場合にはACE阻害薬なども追加していきます。
心筋梗塞や深刻な不安定狭心症などの場合にはカテーテル治療を行うこともあります。
カテーテル治療とはカテーテルを冠動脈の狭窄部に挿入し様々なデバイスをおくることによって、血管内腔を広げる治療になります。
これにより血液の流れを改善します。
また、外科的治療として冠動脈バイパス(CABG)手術を行うこともあります。これは冠動脈の狭窄部より末梢部分の血管と大動脈をつなぐことにより冠動脈の血流を維持する治療になります。
狭心症や心筋梗塞は命の危険がある病気です。
症状を感じたら放っておかずすぐに医療機関に診察に行くようにしましょう。
糖尿病の合併症「狭心症・心筋梗塞」発生リスクを回避するために。
今回紹介した「狭心症・心筋梗塞」の他にも糖尿病の合併症は多種多様な種類があります。
糖尿病を発症した場合、糖尿病そのものへの注意も必要ですが、それと同じく合併症にも注意を向けなくてはいけません。
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