糖尿病 治療法

血糖値とは、血液内のグルコース(ブドウ糖)の濃度です。

、通常の健康な人の場合、空腹時血糖値はおおよそ80~100mg/dL程度となっており、食後は若干その値が高くなります。

人間の体内におけるグルコースはエネルギー源として重要である反面、高濃度のグルコースは糖化反応を引き起こし微小血管に障害を与え、生体に有害となります。

そのため、人間の血糖値は、血糖値を上げるグルカゴン、血糖値を下げるインスリン、コルチゾール、アドレナリン、成長ホルモンといったホルモンによって、非常に狭い範囲の正常値に保たれています。

糖質はイモ類・穀類・砂糖・果物等から摂取します。

私たち人間は食物から栄養を吸収しますが、その栄養の中で糖質は欠かせない栄養素であり、この糖質はイモ類・穀類・砂糖・果物等から摂取します。
この糖質は人間の体内に入ると、グリコーゲンという多糖類にあり、滋養源・エネルギー源として筋肉や肝臓に蓄えられます。

その後、ブドウ糖に変換されて血液中に入り、全身の臓器の細胞へと運ばれていきます。
前述の通り、食事後など、食べ物の接種後は血糖値が上がり、すると、インスリンというホルモンが膵臓から分泌され、血糖値を下げます。

このときに分泌されるインスリンの量が少なかったり、インスリンが正常に作用しないということがあると、血糖値は高いままの状態となってしまいます。

このように血糖値が高い状態のままだと、血液が濃くなってしまい、脱水症状に陥ってしまいます。

また、糖尿病・肝硬変・心筋梗塞といった病気を発症するリスクが高まります。

特に糖尿病は、一度発症してしまうと完治が難しいとされています。
さらに、高血糖の状態が長期にわたって持続すると合併症を引き起こしてしまいます。

これらは糖尿病の三大合併症と呼ばれており、いずれも重大な障害をもたらしてしまいます。

非常に重要な血糖値の検査

このように、血糖値の異常な増減は体に悪影響をもたらしますので、血糖値の検査は糖尿病等の疾患の有無や、その治療・管理の指標として欠かせないものです。

実際に血糖値を測定する場合は、前日の夕食後から絶食し、朝一番に空腹の状態で採決します。

そして、自動分析器にかけて測定しますが、血糖値は採取する血液によっても異なります。

また、医療機関で検査する場合は、静脈血を使用します。

ただ、動脈や毛細血管での血糖値は静脈よりも10~20mg/dl高くなりますので、糖尿病の人が自己血糖管理に用いる簡易血糖測定器で血糖値を測る場合は、医療機関で測定した時の数値よりも高い値になるということを頭に入れておく必要があります。

実際の血糖値の年齢別の平均値(空腹時)、正常値は?

  • 18~19歳の平均値:男、88mg/dl、女、85mg/dl
  • 20~29歳の平均値:男、90mg/dl、女、89mg/dl
  • 30~39歳の平均値:男、93mg/dl、女、82mg/dl
  • 40~49歳の平均値:男、98mg/dl、女、96mg/dl
  • 50~59歳の平均値:男、102mg/dl、女、101mg/dl
  • 60~69歳の平均値:男、106mg/dl、女、106mg/dl
  • 70歳以上の平均値:男、108mg/dl、女、112mg/dl

となっています。

血糖値の正常値は、正常型の空腹時血糖値:100mg/dl未満、食後2時間血糖値:140mg/dl未満となっていますので、もし自分の血糖値の平均値がこれより高い場合は、自分の生活を見直し、血糖値を下げる必要があります。

ちなみに、糖尿病発症時における血糖値は、空腹時血糖値:126mg/dl以上、食後2時間血糖値:200mg/dl以上となっています。

食後2時間の血糖値の平均は食べ物によって変わってしまうためありませんが、ひとつの目安として食後2時間の血糖値の平均を正常型の140mg/dl未満まで下げられれば、糖尿病の完治も夢ではないといわれています

そのため、まずは、この140mg/dl未満という数字を目標にしてみてみると良いのではないかと思います。

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