国内の患者数は約950万人。そんな糖尿病とは?
糖尿病とは、ヘモグロビンA1c値や血糖値が一定の基準を超えている状態になってしまっている疾患のことをいい、東洋医学においては、消渇と呼ばれています。
糖尿病は、高血糖そのものの影響による症状が発生することもあります。
しかし、糖尿病を長期にわたって患っていると、血中のグルコースが高濃度となり、そのアルデヒド基の反応性の高さのため、血管内皮のタンパク質と結合する糖化反応を引き起こします。
すると、身体中の微小血管が徐々に破壊されていってしまうため、糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症の発症につながっていってしまいます。
全世界における糖尿病の有病率は9%という高い数値
その患者数は約3億4,700万人にのぼります。この患者数は全世界のDALYの19位となっており、2012年度においては糖尿病によって約150万人が死亡しました。
糖尿病の死者は中低所得国で多くなっており、この死者数の約8割を占めています。
また、糖尿病は2030年には世界第7位の死因になるとWHOは推定しています。日本国内においては、厚生労働省の2012年度国民健康・栄養調査によると、国内の糖尿病患者数は約950万人と推定されているのですが、同調査において、その患者のうち治療を受けている人の割合は約65%と報告されています。
糖尿病は自覚症状が少ないため、このように糖尿病を発症していることに気づかない人や、気づいていても治療をしていないという人が多くなっています。
しかし、糖尿病は治療せずに放置していると、全身に様々な障害を発生させてしまうという特徴を持っていますので注意が必要です。
インスリンの作用が不足してしまう事が何より重要な症状。
糖尿病では、インスリンの作用が不足してしまうことから、ブドウ糖が有効に使用されず、血糖値が高くなってしまいます。
インスリンとは、血液中のブドウ糖を筋肉や肝臓などへ取り込み、血糖を下げるという働きを持っているホルモンで、このような働きを持っているホルモンはインスリンだけです。
インスリンは、膵臓のランゲルハンス島という部分のβ細胞で生成され、その後、血液によって全身に運ばれます。
糖尿病は、このインスリン作用不足の原因によって2種類に分類されます。
まず、1つ目の種類である1型糖尿病とは?
前述の膵臓でインスリンを生成する細胞であるβ細胞が破壊されてしまうことによって、インスリンの分泌量がほぼゼロになってしまうというタイプであり、この1型糖尿病は、ウイルス感染や自己免疫疾患等により突発的に発症することがほとんどとなっています。
この自己免疫疾患とは、通常は体外から身体に侵入しようとする病原菌等を無力化するための免疫機能が、病原菌ではなく自身の身体に対して作用してしまうことをいいます。
この1型糖尿病は、年齢別でみてみると、若年層や小児の患者が多くなっています。
しかし、高齢者や成人においても、糖尿病を発症してから徐々にβ細胞が破壊されていくということもあるので注意が必要です。
次に、2つ目の種類である2型糖尿病とは?
インスリンがいくらかは分泌されていて、その分泌量は低下しているもののゼロではないというタイプであり、この2型糖尿病では、細胞のインスリン感受性が低下した状態であるインスリン抵抗性によって、インスリンの作用が不足しているというケースもあります。生活習慣病と呼ばれる糖尿病は、この2型糖尿病であり、日本国内においては圧倒的にこの2型糖尿病の患者がおおくなっています。
さらに、糖尿病は「特定の原因によるその他の型の糖尿病」、「妊娠糖尿病」という種類もあり、また、インスリン作用不足の程度による分類もされています。
もし、自身が糖尿病にかかってしまった場合には、まず、自身の糖尿病のタイプをきちんと理解するようにし、そのタイプに合った治療を行っていくようにしましょう。
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